障害者の車の税金が減免されるという制度をご存知ですか?
障害者手帳をもつ障害者の方やその家族には、車の税金が減免される制度があります。
ですから、もし家族に障害者がいる場合は忘れずにその制度を活用するようにしましょう。
ここでは障害者の方の車の税金の減免についてお伝えします。
障害者の方には自動車税が減免される
精神障害1級や視覚障害1〜4級、聴覚障害2級、3級などの障害者の方には、自動車税が減免される制度があります。
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障害のある本人が車を所有する場合はもちろん、そうした障害のある人を送り迎えする家族の車であっても同様に減免されます。
東京都の場合ですと、排気量が1.5リットル超〜2.5リットル程度のクルマであれば、自動車税が全額免除となります。
それ以上の排気量のクルマであっても、本来は自動車税が51,000円かかるところを6,000円で済むというように、かなり優遇されます。
障害のある人を家族に持つ方にとって、この制度は本当に助かる制度ではないでしょうか。
障害者に対する車の税金の減免制度は、どの都道府県でもだいたい似たような感じですが、各都道府県によって細かな違いがあるようです。
ですから、詳しくは住んでいる地域の車の税金に関するホームページを見て、よく確認するようにしましょう。
まれにですが、障害者に対する車の税金の優遇措置がない地方もありますから注意が必要です。
障害者の方にはさらに補助金が出ることも
埼玉県の例ですが、障害をもつ人やその家族が所有する車を購入する場合、300万円以下のクルマであれば自動車取得税が全額免除されるようになっています。
ただし、1年以内にそれらの人がまた新たにクルマを購入したような場合は、この減免制度は受けられません。
また、障害をもつ人が車を走らせやすいように特殊な運転装置をつけたり、左にアクセルペダルをつけるなどのクルマへの改造を行うことがあります。
こういった場合でも、車の税金が減免されることがあります。
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さらに、改造費用として10万円以上を補助金として出してもらえる制度がある地域もあります。
その他にも、福祉車両を買う際に消費税が免税となるという制度もあります。
しかし、車椅子を収納できない車両の場合は消費税が免税は受けられない決まりになっています。
それぞれの地域によって違いがありますから、事前に市役所の福祉課などに相談するといいでしょう。
このように、障害のある方には車の税金が減免されるさまざまな制度があります。
知らないで、そのまま税金を納めてしまうと損をすることになりますから、各都道府県のホームページなどを見てよく確認をするようにしましょう。
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