ハイブリッド車の税金とエコカー減税について知ろう
ハイブリッド車といえば、その燃費性能の高さから日本においてはとても人気になっています。
ハイブリット車の燃費がよいという特性は、地球の環境を守ることにつながるために、車の税金が安くすむようになっています。
ここではハイブリッド車などの適用されるエコカー減税についてお伝えします。
ハイブリッド車ってどんな車なの?
ハイブリッド車とは、地球環境を守るために作り出された自動車であり、ガソリンを燃料とするエンジンと電気によって動くモーターの2つが上手に作用しながら走る車のことです。
それによって、有害ガスやCO2の排出量が少なくなるように工夫されています。
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1997年に、トヨタのプリウスが世界で最初のハイブリットカーとして量産されました。
ハイブリッド車には、その後もさまざまな車種が登場して、どのクルマも人気を集めています。
価格は、ガソリンだけで走る車に比べると多少割高ですが、燃費がよいことや税金が安くなるなどのメリットが多いことが人気に理由になっています。
また、将来の買い替えの際のリセールバリューの高さもハイブリッド車が人気になっている理由の1つです。
最近では、プラグインハイブリッド車と呼ばれる家庭のコンセントから電源からコードを引いて充電できる次世代自動車も登場しています。
電気をコードから充電することができ、さらなる低燃費が期待できるクルマになります。
こうした次世代自動車は、有害なガスやCO2を必要以上に排出して大気汚染につながる危険性がないところから、エコカーとも呼ばれています。
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エコカー減税について
このようなハイブリッド車の税金は、ガソリンのみの普通自動車よりも安くなるように設定されています。
たとえば、自動車取得税や自動車重量税が全額免除になったり、60%や80%などの高い割合で税金が免除になったりします。
自動車税や軽自動車税も、半分以上の割合で免除されます。
特に、プラグインハイブリッド車や電気自動車、燃料電池自動車、天然ガス自動車などの次世代自動車であれば、自動車取得税や自動車重量税が全額免除となるだけでなく、自動車税や軽自動車税が75%も軽減されます。
つまり、地球の環境を守るために開発された次世代自動車が、なるべく日本に普及するように車の税金を安くしているのです。
地球の環境汚染の問題は年を追うごとに深刻化していますから、その対策としてエコカーが作られ、それを普及させるために日本の政府もエコカー減税に力を入れているということになります。
その結果、一人でも多くの日本人がハイブリッド車に乗るようになり、深刻な地球の環境問題が少しずつでも改善できるようになるといいですね。
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