車検のときにかかる車の税金と還付制度について考えてみる
車を所有しているといつも頭を悩ませるのが、高額な費用のかかる車検ですね。
一般的なマイカーの場合は、新車登録から3年後に車検を受け、その後は2年ごとに受けるように義務づけられています。
ここでは車の税金と車検についてお伝えします。
自動車重量税について
車検費用といっても、その中にはさまざまな項目があります。そのなかのひとつに、自動車重量税があります。
これは、車体の重さなどによりランク分けされており、所有者が支払わなくてはいけない車の税金です。
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この自動車重量税は、平成27年4月30日までの間は、エコカー減税の制度が適用されることになっています。
この制度により、次世代自動車などの地球環境にやさしい車種であれば車の税金が減免されることになります。
また、新車登録してから13年以上経過した車の自動車重量税は高くなるように定められています。
さらに18年以上経過したクルマの場合は、さらに税金が上がります。
古いクルマは、車検の際の整備費用も高額になりますし、さらに税金も高くなるとなれば、まさに踏んだり蹴ったりですね。
還付制度とは?
車検のときに納付する自動車重量税は、次の検査に出すまでの分を支払うことになります。
しかし、次の車検を待たずにクルマを手放したり廃車にしてしまうこともあります。
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そのような場合は、払い過ぎになった分の税金を返してもらうことができます。これが、自動車重量税の還付制度と呼ばれるものです。
実は、還付制度では車の税金だけでなく自賠責保険料の一部も戻ってきます。
ただし、還付されるのは車を廃棄処分にした場合やリサイクルにまわした場合だけです。
もし、盗難や災害などが原因で車を失ったりしても還付はされませんので注意してください。
還付手続きは、普通自動車であれば管轄とされる陸運支局などでできます。軽自動車なら、軽自動車検査協会事務所などで手続きをすることが可能です。
還付申請書を、永久抹消登録申請書といっしょに窓口に提出すれば手続き完了です。
このように、車の税金と車検には密接なつながりがあります。
車を所有している人は、こういったことを知識として持っておくようにするといいでしょう。
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