車の税金は排気量の違いによって大きく税額が異なります
車の税金は排気量によってその金額が変わります。排気量が大きければ、それだけ高い金額を支払う仕組みです。
ただし、乗用車の場合であっても自家用か営業用かによって金額が変わります。
さらに乗っている自動車がいつ新車登録したかによっては、グリーン化税によって重課の対象となる場合もあります。
乗用車にかかる排気量別・車の税金
まず、排気量が1リットル(1000cc)以下の乗用車の場合、エコカー減税などが適用されていない際の税額は29,500円となります。
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ここから総排気量が4.5リットルまでは0.5リットルずつの単位で金額が加算されていきます。
具体的な車の税金は以下のような金額です。
・1リットル以下:29,500円
・1〜1.5リットル以下:34,500円
・1.5〜2リットル以下:39,500円
・2〜2.5リットル以下:45,000円
・2.5〜3リットル以下:51,000円
・3〜3.5リットル以下:58,000円
・3.5〜4リットル以下:66,500円
・4〜4.5リットル以下:76,500円
・4.5〜6リットル以下:88,000円
・6リットル以上:111,000円
上記から分かるように、排気量が増えるにつれ税額は上がっていきます。その割合も、2リットルを超えたあたりから徐々に追加額が増えるという傾向にあるのが特徴です。
ちなみに、同じ排気量であっても営業用の自動車の場合は税額がぐっと下がります。
1リットル以下の場合には7,500円で、4.5〜6リットル以下だったとしても27,200円です。ただし、6リットルを超えた場合には同じく111,000円となります。
軽自動車の場合
軽自動車はそもそもが660cc以下の排気量となるため、一般乗用車のように細かい区分がありません。
乗用の場合にはエコカー減税の適用前で7,200円となります。また、業務用の場合には5,500 円です。
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グリーン化税による重課について
2012年4月より開始された自動車のグリーン化により、排気ガスや燃費性能において優れているとされた自動車(電気自動車やハイブリッド自動車など)には、車の税金が軽減されます。
逆に、環境に対して負荷の大きい車には税率が重くなるということが決められています。
○ディーゼル車
新車登録から11年以上経っているもの
○ガソリン車・LPG車
新車登録から13年以上経っているもの
※ただし、ハイブリット車は除かれます
上記の2種に対しては、翌年度より約10%の自動車税額が重課されます。また、平成27年4月1日からはこのパーセンテージが15%に引き上げられることも決まっています。
このように、排気量に関わらず古い自動車には、先ほどの自動車税に加えて追加で課税されることを覚えておきましょう。
ここまで読んでいただいて、車の税金と排気量には密接な関係があることがお分かりいただけたかと思います。
また、新車登録からどれくらい経過しているかも重要なポイントです。
それぞれについてしっかり把握し、支払うべき税金についてしっかりと計算をするようにしましょう。
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